プラダの会場演出は、驚きに満ちている。場所が恒例により、ミラノで開催する。2014-15年秋冬のショー会場は、フューチャリスティックな雰囲気のブルーの部屋の集合体。もちろん、会場に見合うプラダ流のスペーシーなスーパーコピーブランドのダウンジャケットが見られると思っていた。

 2014年秋冬FASHION SHOW & プラダ メンズダウンジャケ

 しかし、その予想は完全に的外れだった。最初にランウェイに現れたのは、80年代後半のプラダ・メンズの黎明期を思わせるミニマルな装いの男。ダウンジャケットは比翼ボタンの横にダミーボタンを配したナイロン素材のショップコートで、素材は80年代のプラダを代表するポコノだ。インナーのシャツはグレーのレギュラーカラーで、パンツはブラックのスキニー。そのシンプルなスタイルの中で、ブラックのアッパーにゴールドのトリミングが施された靴だけは、期待に違わぬ未来的な匂いを放っている。

バーバリー服コピー

 
3人目に登場した女性は、ファーストルックの男性とスカートを除けば同じ構成である。中盤〜後半にかけてはブランドコピー商品のフェミニンなジャケットの女性も登場するけれど、素材や全体的な印象はほぼ男女共通。ジェンダーレスは今シーズンの最大のトレンドだが、プラダはそれを最もミニマルな形で表現したと言えるだろう。
 
カラーパレットはブラック、グレー、ブルーが中心で、レディースのチェックのトレンチコートを除けば柄物は皆無。グレーと挿し色のベージュのコンビネーションは“ミニマル70’s”といった雰囲気だ。偽ブランドのダウンジャケットの袖口を少しだけ巻くって裏地を見せるスタイリングは、シンプルながら効果は抜群で、着こなしに動きを加えている。

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